オイル(油)と言えばダイエットの天敵!
から揚げや炒め物はダイエット中は食べないのが痩せるための鉄則だったのですが、どうやら油抜きにで美容は語れないことが近年分かってきました。

オイルが美容に欠かせない理由

ダイエット中に油ものを抜いていたら髪や肌がぱさぱさになってしまったという経験はないでしょうか?
これは美容に油が必要な事が端的に表に出てきた事例のひとつです。
実際にはもっとたくさんのことに油がかかわっていたのです。

脂溶性ビタミンの吸収を助ける
美容にも必須なビタミンA、D、E、K。
特にビタミンEは「若返りのビタミン」として有名ですが、これらのビタミンは「脂溶性」という特性を持っています。
実はこれらのビタミンは単独では身体に吸収されにくいのです。
油(脂肪酸)と一緒になって初めて吸収率が高まるものであり、油がないと折角これらのビタミンを摂っても身体を素通りしてしまいがちなのです。

身体をつくる細胞の材料になる
細胞の膜である細胞膜の原料は実は脂肪酸。
つまり、油を制限しすぎると細胞の材料が不足してしまうのです。
また、脂肪酸は細胞膜の材料となるだけではなく、細胞膜から飛び出してホルモンのような働きをします。
細胞膜に良質な脂肪酸が豊富にあると病気になりにくく、キレイで健康になれるのです。

肌に潤いを与える
油が一番目に見える形で働くのが肌への潤い。
皮膚から分泌される皮脂は肌の水分の蒸発を防止し、潤いを保つ効果があります。
また、髪も同じ原理で皮脂によってハリやツヤを保っています。

脂が不足するとこれらの機能がうまく働かず、痩せたけど不健康に見えてしまったりするのです。

どんな脂がいいの?

油と一言に言っても実は油の主成分・脂肪酸には2種類があります。
1つ目は飽和脂肪酸。
主に動物性食品に多く含まれ、常温では固形です。
エネルギー効率は非常に高いのですが、余った分は体脂肪になりやすいという困った性質があります。

もう1つは不飽和脂肪酸。
こちらは主に植物性の油や魚油に含まれ、常温では液体です。

どちらも身体には必要な油なのですが、現代では主に動物性油、つまり飽和脂肪酸が過剰摂取になりやすく、不飽和脂肪酸は不足しがちです。
特に魚を食べる機会が減ったことにより、n-3系不飽和脂肪酸というさなかに多く含まれる脂肪酸が不足しがちです。
n-3系不飽和脂肪酸は熱で酸化しやすいという特性がある為、お寿司や刺身など生魚を食べるといったことも有効です。
また、n-3系不飽和脂肪酸が配合されたオイルも売られていますので、サラダにかけるなどして必要な油は適時摂っていく様にしましょう。